一般人にも真性ヲタクにもなれなかった人のブログ

中途半端な人間の気持ちが、わかるってのか…!!

ヲタク患ったまま結婚した人間が、勝ち組

こんにちは、アキノです。

前回、一般人になりきれなかった私が抱えた、「恋愛問題」についてお話させて頂きました。今回は「結婚」についてのお話です。

ヲタクが「ありのまま」で生きるとえらいことになる

今の人はどうなのかはわかりません。二次元趣味に対して、20代…はともかく10代の方はオープンだなという印象を持っています。

めちゃくちゃ失礼な言い方をしますね。つまり、ヲタクだとは思えないような容姿の方々が、キャラクターグッズを身にまとって生きていたり、漫画やアニメの話題だけならいざしらず、同人を標準搭載かのように嗜んでおられたりもするわけです。

しかし、私のように30代にもなりますと、ヲタク趣味というのは表では慎み、自分の中もしくは一定のコミュニティ内で楽しむものだという認識で生きています。例えあやしいと思われていたとしても、決定的な事実は徹底的に隠します。それが社会人というものなのです。

ヲタクのままでは、世に言う「ありのまま」では、社会人生活を渡り歩くことなど出来ません。

 

黙るという選択、小出しにするという選択

しかし、たまにひょっこりと顔を出すヲタク心。黙るのが平穏な道だとはわかっていても、一般の人たちが自分の大好きなものを話題にすると、「うわぁ!話題にまざりたい!」という衝動を抑えきれない時だってありますよね?

ここはヲタクの技量が問われるわけです。

①一般人と同じレベルで話す
⇒愛するものに対して、若干の罪悪感を感じます。「○○はそんなもんじゃないのに!」「本当は○○なのに!」

②ちょっと人が知らない情報も加えて話す
⇒そこそこ気持ちが満たされます。ちょっと褒めてもらえます。でも、そこから質問攻めにあって、ヲタクが露呈することもあるので、リスキーです。

③少し踏み込んだ情報まで話してしまう
⇒自分はこの程度なら大丈夫だろうと思った知識が、一般人にとっては相当ディープだったパターン。「この程度で!?」と思うかもしれませんが、ヲタク認定されることもあります。ちょっと不本意かもしれません。だって、こんな水際でちゃぷちゃぷ程度の知識でヲタクなんて、失礼ですよね!この海はもっと広くて深いんだ!ぷんぷん!

 

恋愛の場合は、どうしよう?

では、異性とお付き合いするとなった時には、どういう選択をするのが正解なんでしょうか?出来ればなるべく、ありのままに近い形でお付き合いできればと考えてはいるのですが…。

私はジャニヲタについてはお話します。ある程度、理解を得やすいからです。普段テレビに出ている人たちですから、馴染みもあります。

それに土日に会えないことを、いつまでも隠しきれるわけなんてありません。コンサートに行きたいんだ!舞台に行きたいんだ!恋愛のために現場を減らすなんて、まっぴらごめんだ!

だからこそ、少しずつ慣らしていくわけなのですが…。

複数回現場に行っている時点で、ジャニヲタはヲタク認定されてしまいます。「こんな浅瀬で!?」と、不本意ではありますが。

でも、これが私なのです。私からジャニヲタを取ったら、人格全否定に等しいのです。

しかし、問題はそれに付随するものです。

港や特定の専門書店に薄い本を買いに行くとか、まぁつまりBLやら同人やらについては、どうすればいいんですかね?結婚して一緒に暮らして…ってなれば、いつかはバレるでしょ?荷物もあるわけだし…。それはすべて諦めなきゃいけないの?

え、むーりー!!!!!!


結婚してもヲタクをしている人たち

しかし、それを乗り越えて?堂々とヲタク生活をしている、既婚者もいるわけです。

自分のまわりにも全然います。同人漫画を描いて、イベント出店してる人とか。自分で作って、コスプレイベントに出る人とか。グッズや本をたんまり買い込む人とか。旦那もそれをわかってるわけですよ。

しかも、旦那もヲタクだっていうならまだ理解はしてもらいやすいだろうけど、一般人って人もいます。中途半端なヲタクである私ですら、彼女を見て「す、すげえなぁ…」とたまにひいてしまうというのに、一般人の旦那がそれを受け入れてなお、愛しているというのです。

これはもう、最上級の愛だと思っちゃうんですよね…。

いいね、愛されてるね…!!ありのままで愛されるなんて…!!あんたたちが真の勝ち組だよ…!!