BLを受け入れられなかった私が、今ではBLを癒しにしている件
こんにちは、アキノです。
先日、「ママレードボーイリトル」の新刊と、目にとまったBLマンガをレジに持っていった時、なんとも言えない気持ちになった人です。
私は少女漫画脳
少女漫画が好きです。ときめき!きゅん!キラキラ!この胸が締め付けられるような、想いに快感を覚えました。
更に言うと、高校生くらいの設定が一番好きです。私は青春時代というものが、なかったような人です。だから、少女漫画に描かれているような青春に、憧れがあったのかもしれません。
恋愛もまた、そうです。私は恋愛というのは、ビジュアルが良い人がするものだという思い込みがありました。だから、いつか大きくなって、少女漫画のヒロインのようになれたら、私は恋愛をするんだ!と思って過ごしてきたのです。
小学生だった私も、いつの間にか30を過ぎ。私は今もそれに囚われて生きています。恋愛が出来なかったわけではないのですが、あのビジュアルではないのに、私は恋愛をしていていいのかと、謎の罪悪感で自信喪失していたこともあります。
私は今も、あの少女漫画に描かれた青春や恋愛を探し続けています。
アニヲタにも、声ヲタにもなれなくて
私は青春時代、漫画やアニメが好きな人たちに囲まれて過ごしました。しかし、私は声優にもいかにもキャラ萌えな二次元にもいけませんでした。私が見れたのは、せいぜい少女漫画がアニメ化したものか、エヴァンゲリオン…。
かといって、青春時代や恋愛を謳歌している層とも、私は遠くかけ離れていたわけで…。
い、行き場がない…!!
ある日、BLを見せられました
私は青春時代や恋愛を謳歌しているグループへ行けるわけもなく、漫画やアニメが好きな人たちと過ごしていました。
その中の一人が男同士の恋愛が好きだというじゃないですか。しかも、結構がっつりエロです。私はまず、軽く漫画を見せられました。そして、小説…。
げ、限界…!
頭痛。胸焼け。
その上、次は声優さんによるCD…うわぁぁぁ!!!ストップ!!ストップ!!
私の大好きな名探偵コナンくんまで、そんなことになってるの!?やめてやめてやめてくれぇええええ!!!!!
それから、6年後…
二次元であんな反応を示しておきながら、三次元で腐に落ちました(酷)。
更に2年後
特定の作家さんの、商業BLを購入するようになりました。
気づけば、10年
私は自分が「しんどい」「精神的にやばい」「疲れた」と思った時に、どうやらそういう本が多く置いてある本屋さんに寄る傾向がある、ということに気付きました。
もはやBLとは、私の「癒し」なのです。
少女漫画ではそれは癒せないのだと思います。自分が疲れている時に、ビジュアル問題をきっと叩きつけられるからでしょう。男性という異性であることによって、私はその問題を横に置くことが出来ているのではないかと考えます。
私は元来、 「ときめき!きゅん!キラキラ!」が大好きな人間でもあります。そう、BLにもそれがあるのです。もう、充分ね!
だったら、疲れた時はもうBLで良くね??
それが私の結論です。