一般人にも真性ヲタクにもなれなかった人のブログ

中途半端な人間の気持ちが、わかるってのか…!!

安藤美姫・フェルナンデス出演のしゃべくりで、誰も言及してないこと

こんにちは、アキノです。

先日、安藤美姫さんとハビエル・フェルナンデス選手が出演されてた「しゃべくり009」を見ましたが、炎上ばかりで誰も言及していないなぁということがあったので、一言だけ。

スケーターに対する神聖性

まぁ、ハビエルに失礼とかは正直どうでもいいんですけど。ふっつーにバラエティとしておもしろかったですし。スケートファンは結構、スケートに神聖性を求めがちですけど、あくまでもバラエティ出演ですからね。

報道番組やスポーツ番組でこれだと、もちろんアウトですよ。ただオファーを「する側」と「受ける側」がいてこそ、実現しているわけですから。単純にハビエルがかわいそうとか違うんじゃないかな。仕事ですよ、彼も。ビジネス。

ちなみに、それで言うとフジテレビのトゥクタミシェワ選手出演の報道番組の方がひどかったですよ。報道番組として呼んでいるわけなんだから、質問するなら最低限は把握すべきですし、スケート関係者を呼んでおくべきだったかと。

また、日本のメディアとして浅田真央選手について聞きたいのはわかるけど、フィギュアスケートファンとしては、「恥ずかしいからやめてくれ」です。でもこれも仕事だから…になるのかな。

私、スケヲタとしていちばん嫌いなのが「5回転!」とか言い出す人…。自国の選手を引き合いに出すのは、それと同じくらい恥ずかしい。

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安藤美姫さんが嫌いな人のこと

私は正直、どっちでもいい人です。好きでも、嫌いでもない。安藤美姫さんという素晴らしいスケートをする、世界チャンピオンに2度輝いた選手がいて、感動した瞬間は嘘ではありません。

けど、私は安藤美姫さんアンチには2種類いると思ってて、とにかく目立つ人を叩くのが好きな人と、「フィギュアスケートが汚された」って思っている人かなと。

前者はまぁ、正直誰でもいいんですよね。スケート云々とかどうでもよくて、何かしら理由をひっぱりだしてきて叩く。さも、それが世の総意や常識に見える理由だから、正義としてふりかざしやすい。子供がかわいそうとかさ。

あの、森三中の大島さんみたいなことです。子供産めない人がかわいそうって叩いている人は、みんな子供産めない・ハードル高いなどと言われた人なの?っていう。しかも「かわいそう」ってまた、上から目線前提ですよね。

本当の正義なんて、ぶっちゃけどこにもないんですが。みんながみんなの正義で生きてるんですよ。だから、対立も起こる。ヒーローものだって、悪役にも正義があって、それを貫いてるでしょ。こればっかりは仕方ありません。

ただ、そのうち次の対象の方が現れたら、熱はそちらへ移動していくでしょう。

後者はおそらくリアルに「嫌い」なのかな。すっごい潔癖なんでしょうね。でも、それも自分の中の正義ですからね。ほかの選手が一緒にされたくないって怒ってる人も、その「ほかの選手」のなんなんだよアンタって感じですし。何様だよっていう。

「ほかの選手」を、自分の正義をふりかざす理由にしているわけです。むしろ「ほかの選手」に失礼なんじゃないですかね。


で、本題。

一言のつもりがめっちゃ長くなってしまいましたが(苦笑)。私はこの番組を見て、素直に感心したのが、安藤美姫さんの通訳の力なんです。

英語がしゃべれるのと、瞬時に日本語に出来る能力って別。それって鍛えて身に付いたり出来るようになるものだから、試験があったり、職業として成立しているものなんです。よく勘違いされるんですが、「英語出来る=通訳出来る」ではない。

彼女は特にためらうこともなく、スピーディーにこなしていましたし、これまで通訳の能力を鍛える必要もなかったでしょうから、きっと頭の回転がもともと良い方なんだろうなぁと思って見ていました。

いくらハビエルの英語が母語ではないと言っても。

英語をしゃべる方でも、日本人スケーターの中で英語に躊躇がないのは、安藤美姫さんと本田武史さんくらいだと思います。(私がきいたことある中で)

安藤さんが英語でインタビューを受けている中、ほかの選手は日本語で答えることはザラ。(モロゾフコーチが英語で答えなさいと指導されていたようですが)

また、中にはよくそれで生きてたな…という英語圏でトレーニングしていた選手たちもいます。つまり、相当コミュ力高いんだと思うので、それもそれで尊敬しますが。

高橋大輔さんが語学を学ぶことも含めて留学されたのは、そこに対する苦手意識が高かったんだろうなぁと勝手に感じました。ワールドワイドなスポーツで、海外のスケーター同士の交流があるから、自然に英語が学べるわけではないんですよね。

これは本人の意識と努力でしょう。安藤さんも彼氏が外国人だからとか言われちゃうかもしれないけど(苦笑)、TOEICのインタビューで勉強するためにやったことや努力をしたことについてお話されています。ちゃんと意識をもって、取り組んでらしたんです。

square.toeic.or.jp


日本人はどうしてもひとつのことを極めるのが偉いと考えられがちで、複数のことをやって片方に偏ると、それもまた非難の対象になってしまいがち…。

彼女の振る舞いは、もはや「外国人」。日本の風土に合わないのかな。


安藤美姫を生きてください

もう彼女を見ていると、そういう運命なのかなって思います、なんか。子供がいて、かっこよくて実力のある彼氏がいて、セクシーなプロポーションと才能を持ってる。まぁ、やっかみの対象になりますよ。

言動がどっかひっかかるのだって、正直なんかわかります。おいおい、暴走するなよーって時もあるし。日本のメディアに出ながら、日本のメディアを敵視しているし…。

でも、そんな彼女に自分を変えろなんて思いません。自分を生きることしか、出来ないんですから。無理して、人に合わせて生きなくていい。人に合わせるほうが、自分を生きないよりも、実はずーっとしんどいし。でも、人に合わせるのは多数派だから、社会で生きる分には楽でもあるんです。

人に合わせて生きている人は、きっとイライラするだろうけど、それもまぁ仕方ない。そういう役目を持って生まれてこられた方なんでしょうと、身も蓋もないことを言っておきます。
 

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浅田真央・羽生結弦はNHK杯…だけど、チケット以前にもう宿がありませんよっていうあれw

こんにちは、アキノです。

フィギュアスケート・グランプリシリーズ2015-2016のエントリーが確定し、浅田真央羽生結弦、両選手がNHK杯の出場決定しましたね。いよいよシーズンが動き出してきた、そんな感じがしています。

男子・女子の有力どころだけ、ちょっとチェック。

NHK杯のチケット検索してきた方⇒いちばん下へ


スケートアメリカ

男子⇒ハン・ヤン、無良崇人、宇野昌麿、デニス・テン、ジェイソン・ブラウン。

女子⇒グレイシー・ゴールド、宮原知子ユリア・リプニツカヤ

女子では三つ巴かなと思ったけれど、ジュニアチャンピオン・ロシアのメドヴェージェワがシニアデビュー。かなり気になるところですね。変わらず、タノジャンプをぶっこみまくってくるんでしょうか。結構見てて、胃がもたれてくるんですけど…。

リプちゃんの調子も気になるところ。さっとん推しの私からは、最初からかましたれ!って感じです。

男子はわからん感じですねー。しょーまくんのシニアデビュー、どうでるでしょうか?


スケートカナダ

男子⇒羽生結弦パトリック・チャン、ナム・ニューエン、村上大介、ジョシュア・ファリス
女子⇒エリザベータ・トゥクタミシェワ、アシュリー・ワグナー、ポリーナ・エドムンズ、村上佳菜子

ひえーーー!!パトリックと羽生さん、ぶつかりますよねーーーー!!これはどうなるか相当気になるところ。今シーズンの機運を占う試合といってもいい。パトリックがどこまで試合に向けて仕上げてきているかが焦点ですね。

ナムくんも成長してきてるし、バッサリと一騎打ちとは言えないのかも?(そうなったらおもしろい)ダイスもがんばれ。

女子はまぁ、リーザ様がいくでしょうね。心の奥底で佳菜ちゃん、おファイト。なんとか揃うシーズンになってほしいです。


中国杯

男子⇒ハビエル・フェルナンデス、ハン・ヤン、セルゲイ・ヴォロノフ小塚崇彦

女子⇒浅田真央エレーナ・ラジオノワ、アンナ・ポゴリラヤ、本郷理華、ジジュン・リ

ジュニア男子銀・ボーヤンもここでシニアデビュー。上には入れなかったけど、彼がぐぐっと勢いでメダルはいけそうな気がします。

ハビちゃんもいるけど、なんとか崇ちゃんにはメダルとってほしいです。グランプリシリーズでの悪いイメージを、今シーズンは払拭してほしい!!

そして女子ーーー!!ここで真央ちゃん、ロシアっ娘たちと当たりますか。どう出るか注目ですね。まぁ、まずは彼女がどこまで戻してきているかっていうところが、前提としてありますけれど。彼女たちと試合に出る浅田選手というのも、画的に楽しみにしています。

理華ちゃんの、あっこちゃん作SPも楽しみです!


TEB(フランス)

男子⇒パトリック・チャンデニス・テン、宇野昌麿、村上大介

女子⇒エリザベータ・トゥクタミシェワ、ユリア・リプニツカヤグレイシー・ゴールド、村上佳菜子


うわーーー、男子も女子もきびしーーーー!!昌麿くんにはなんとかファイナル出場で、シニアデビューに追い風をと思うのですが、どうかなぁ…。アメリカで出来るだけ、上に入ってないといけないね。

ダイスも昨シーズンの4大陸の悔しい想いがあるし、初のファイナルに出て、箔を付けてほしいです。

女子はここでリーザ様が軽々、全勝でファイナルを決めちゃいそう。佳菜ちゃん、2戦ともかぶってるんだ…。


ロステレコムカップ(ロシア)

男子⇒ハビエル・フェルナンデス、ナム・ニューエン、セルゲイ・ヴォロノフ小塚崇彦

女子⇒エレーナ・ラジオノワ、エフゲーニャ・メドヴェージェワ、ポリーナ・エドムンズ、本郷理華

おおお!クリケット対決ー!同じ表彰台で決めてほしいけど、崇彦をなんとか1つでも上に入れたいんです…!!切実に!!

理華ちゃん、昨シーズンに引き続きファイナル決めれるか?昨年優勝した演技の良いロシア大会。

ラジちゃんは身体が去年でもう成長しきった感じ?昨シーズンの時点でバランスがかなり変わっていたので、そこだけが心配です。


NHK杯(日本)

男子⇒羽生結弦無良崇人、マキシム・コフトゥン、コンスタンチン・メンショフ、ジェイソン・ブラウン、ジョシュア・ファリス

女子⇒浅田真央宮原知子、アンナ・ポゴリラヤ、アシュリー・ワグナー

羽生さんも浅田さんも、絶対勝たないといけない試合ですね、こりゃ。ここはきちんと勝っておかないと、最低限。知子ちゃんもアメリカでどこまで順位をあげてフィニッシュできたかで、かかってくるものが違うんだろうね…。

 

さてさて、そんな豪華メンバーのNHK杯ですけど…

開催は長野。みんな昨年全日本の悪夢を見てるでしょうから、ホテルなどの宿泊施設は、去年のうちに抑えてあります…よね?(苦笑)

※まだの人はさっさと探して!!マジで!!⇒長野の宿探し
近辺はもうアウトだろうから、周辺をとにかくまずは抑えろ…!!*1

チケット発売の前に宿泊施設がもうないっていうのが、長野はなかなかに厳しいですね。(ちなみにチケット発売は前年は9月発売⇒昨年参考

真央ちゃんやゆづが見たい…という方で、宿泊施設を予約していない方は、路上を覚悟するか、連日往復するか…。今から長野に友達を作るのも、ひとつですな(笑)。

チケット獲得戦線に加わるにも、そこが悩みの種っていう…。私は今年は諦めます。

昔は当日立ち見でもさくっと入れたのに、すごい世の中になってしまったもんです…。

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 さすが、王子…。

*1:上野市なら、長野駅から新幹線で10分程という情報を頂きました。

「ワンモアジャンプ」というフィギュアスケート漫画があったことを、ご存知だろうか?

こんにちは、アキノです。

「ワン・モア・ジャンプ」という少女漫画をご存知でしょうか?最近、数年ぶりにこの漫画を改めて読んでみまして、これはやはり名作だと再確認したため、ちょっと語らせて頂きたいと思います。特にフィギュアスケートスキーは必読!

「雨でも楽しい!」が今週のお題らしいので、やっぱりひきこもりDayは漫画っすよねってことで!(半ば強引に)

『ワン・モア・ジャンプ』とは?

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「天よりも星よりも」、ドラマ化もされた「P.A-プライベートアクトレス-」などが代表作として知られる、赤石路代先生の作品。

主人公の帝(みかど)は双子の兄・皇(こう)と共にスケートに励んでいるが、兄ほどやる気はない。両親は日本で唯一世界選手権でメダルを取った、ペアスケーター。ある日、ロシアに滞在中の父が交通事故で亡くなったという知らせが入る。しかも、一緒に事故にあったのが、父が現地に作った家族だとわかり…。というのが、物語の書き出し。

更にこのあと、父の潔白を信じて双子の二人はペアをやっていこうと奮起するものの、兄が製氷機にひかれて亡くなったり…。母親は精神的におかしくなり。帝を引き取ろうとした叔父さんたちは、スケートをやめさせようとするんですよね。そこに現れたのが、父がロシアで作った子供・トーマだったのです。

事故で再起不能となった、元・天才スケーターであるトーマに指導を受けながら、帝は才能を開花させていき…。結果、トーマに恋に落ちます。そんなラブ&スポ根(?)漫画なんですね。

ストーリーは一見、暗く・重く感じるかもしれないですけど、言っても「ちゃお」に掲載されていた作品です。対象は小学生。私も当時は小学生でした。なので、そんなにドロドロしているわけではないです。最後にはトーマとも血が繋がっていないってわかりますしね。

ただ、これ小学生の漫画じゃないよ…??合わせてきてるのって、帝がメダルを取ったのは13歳で、ライバルの緋夏が14歳っていう、年齢設定くらいじゃないか??

舞台はリレハンメルオリンピック長野オリンピック

前半がシングル編、後半がペア編といったところでしょうか。まぁ、3/4はシングル編ですけれど。シングルで金メダルを取るのが、リレハンメルオリンピック。ペアで金メダルを取るのが、長野オリンピックです。

特にリレハンメルオリンピックの描かれ方は、臨場感がすごいです。開会式の様子だったり、ユニフォームもきちんと描かれています。長野オリンピックはまだ開催が決まっているだけで、詳細な情報が出ていなかったため、赤石先生の想像ですが。

試合のシーンも、すごいんですよ…。オリンピックの最終グループの雰囲気とか、寒気するし。あと、帝が金メダルを決めたフリーとか、なんか知らないけど、涙が出てくるんですよね…。ほんとに、スケートの演技を見て感動するのと同じ感覚で。私の想像の中で、滑ってるんでしょうね。

フィギュアスケートオタクへ英才教育

赤石先生自体がフィギュアスケートをかなりお好きで、勉強されています。今は愛蔵版しか手元にないのですが、当時発行されていたコミックの空きスペースでは、スケートトークをされていました。小学生の私はここで、スケートの勉強をしたものです(笑)。

井上怜奈さんがシングルスケーターだった時の話とか、本田武史くんのシニアデビューの話題もここで見た気がします。あと、クリスティー・ヤマグチとルディ・がリンドがペアを組んでいたというのも、ここで知ったような。

今はインターネットが盛んだし、昔のスケーターの演技もYou tubeで見れます。ただ、当時はパソコン通信がやっとの時代。ちょっと後にインターネットも出ましたけど、通信も遅く、日本ではフィギュアスケートはマイナースポーツ。情報は全然ありませんでした。

もちろんのこと試合も、NHKでやっと放送があるくらいでしたが、当時はテクニカルプログラムとフリーの2日間あるっていうのも、漫画でなんとなく知ったんじゃないかな。

更に、実在のスケーターをモデルにして描かれているんだろうなというキャラもちょろちょろ登場して、これもまたおもしろいんですよね。

未来が見えていた?

先ほど少しお話しました通り、リレハンメルオリンピックが主な舞台なんですね。ストーリーのはじまりはおそらく1992年くらいです。トーマがロシアに住んでいた頃にペアを組んでいた、タチアナがプラハの世界選手権で優勝する話題があり、プラハ開催は1993年です。

すごいなと感じるのが、当時読んでいて「これをやるのはちょっと厳しいよね」と思っていたことが、現在実際の選手がやってたりするんですよ!

帝の代名詞はトリプルアクセルなんですけど、浅田選手しかりトゥクタミシェワ選手しかり、試合でいれてくる選手も増えてきています。帝は結果、女子選手ながら4回転まで飛ぶんですけど、安藤美姫ちゃんは試合にいれてきてましたしね。

あと、今では当たり前になっている、3連続のコンビネーションジャンプ!これも当時やっている人なんていませんでした!2002年の全日本でまだ小学生の浅田真央選手が、3T-3T-3Tを決めた時は、「ワンモアジャンプの時代がキターーーーーーー!!」って歓喜したのを覚えています(笑)。


あとはペアが舞台になってからの、4回転スローイングジャンプとか。地味に片足でのストレートラインステップとかもそうです。

もともとのネタはブライアン・ボイタノですが、片手をあげたジャンプも結構組み込んできます。更に、両手をひろげたジャンプも主人公・帝ちゃんの代名詞です。これは実際に試合で見たことはないんですけど、羽生結弦選手が練習でやってた映像を見たことがあります。

ペア編のライバルにあたる男子選手・ラリーが軽々成功させてしまうのですが、「普段ラリーが練習メニューのひとつとしてやってることだ」というセリフがあります。もしかすると、赤石先生も誰かがやっているのを見たことがあったのかもしれません。

ライバル・緋夏ちゃんのビールマンスピンも、当時「世界では数人」とされていましたが、今ではみんなやってます。当時の6.0方式から採点ルールが厳格化して、1つ1つのエレメントに点数がつけられるようになったためでしょうが。

そして、彼女のブレードはゴールドで「金色の緋夏」と称されるという設定なのですが、今は金色のブレードの人って結構いますもんね。こういう時代の変遷を見るのも、とってもおもしろいです。

こうやって実際に実現しているのを見ると、よく漫画ではありがちな「5回転」とかで奇をてらいすぎたことをするのではなく、あくまでもフィギュアスケートというスポーツに敬意を持って、技術の延長線上で想像されていたのでしょう。

あと、オリンピック代表を現在はリンク上で発表しているけれど、当時はそうじゃなかったんですよね!これも「ワン・モア・ジャンプ」は先取りしています(笑)。

実際の選手に滑って欲しい、プログラム

この漫画に登場するスケーターたちが滑るプログラムって、本当に魅力的なんですよ!特に帝が滑る、「ピーターパン」や「アラジン」「リトルマーメイド」「キャッツ」などは、実際再現されるときっとおもしろいと思います。

帝はジャンパーとして描かれていますが、発想がユニークで自分でプログラムを作っちゃう感じなんですね。

ライバル・緋夏の「蝶々夫人」と「ミスサイゴン」のストーリーをリンクさせて、共通の振りをいれてきたり…というのも、おもしろい!

ペアになってからのプログラムも、緋夏&ラリーペアの「オペラ座の怪人」とかは非常に見てみたいですね!

実際のスケーターたちが使っているクラシックの名曲や、ミュージカルナンバー、映画音楽まで使用されていて、想像するだけでもワクワクしちゃいます。

魅力的なキャラクター

みんな、魅力的なんですよ?でもねでもね、やっぱり私はラリーが大好き…!!!

ペア編のライバル役として登場するのがラリーなので、かなり後半のキャラクターなんですけど。トーマがシングルスケーターとして活躍していた時のライバルでもあり、事故を仕組んでトーマを再起不能にさせたと噂されています。

彼はリレハンメルオリンピックのアメリカ代表で、男子シングル金メダリスト。金髪のおぼっちゃまで、冷徹な俺様・王子様でファザコン(笑)。帝がトーマの妹だと知り、近づいていったのですが…。

結果、帝とペアを舞台にして、戦うことになるんですね。ラリーがペアのパートナーに選んだのが、リレハンメルオリンピックの銅メダリスト・緋夏なんですよ。(今思うと、多国籍ペアでオリンピック出場するから、緋夏はアメリカ国籍を取得したことになりますな)

冷徹なはずのラリーが、だんだん緋夏に絆されていくところが…!!かわいいじゃないか…!!このやろう!!って感じなんです(悶)。

緋夏は感情の起伏が激しくて、帝にも感情的に当たってくるし、演技にも反映されてしまう。欠点があるとすればそこって、帝の母(であり帝のコーチでもある)も指摘するのですが、やはりその分まっすぐで裏表がないんでしょう。最初から最後までラリーを信用するのは、彼女だけだった…という。

当時小学生だった私もキュンキュンしてたけど、今読んでもキュンキュンする…!!

赤石先生にはそこのところ描いてほしかったけれど、あまりページが割かれていないんですね。ペア編は結構駆け足だったし。誰か二次創作作ってないのかなぁ…?

スケオタさん…っていうか、そうでなくても読んで…!!

赤石路代先生の絵って、たぶん人を選ぶと思うんだけど…。特に若い人には。私が小学生だった頃ですら、ちょっと古い感じがしてたし…。(私の小学生時代は、セーラームーン姫ちゃんのリボン・ママレードボーイなどなどが流行っていた)

でも、フィギュアスケートにちょっとでも興味がある人には、いちばんオススメ出来る漫画なのは間違いありません。私がこの作品をきっかけに、実際にフィギュアスケートが好きになって、はまっちゃったので…。

採点方式は6.0システムなので、現在とはちょっと違いますが、「フィギュアスケート」そのものが純粋に楽しめる作品です。初心者さんは勉強にもなります。

愛蔵版文庫版と出ていますが、愛蔵版(フラワーコミックス・デラックス)には、発売当時には収録されていた番外編が入っていませんでした(泣)。トーマがロシアにいた頃の、タチアナさんとのお話です。

電子書籍版も出ているみたいで、こちらは発売当時と同じく、9巻編成のものを電子書籍化しているので収録されているでしょう。


もともと赤石先生はトーマとラリーの過去の話を描こうとしてたみたいだったので、そっちがお蔵入りしているのが残念です。また、描きませんか?赤石先生…!

「ファイヤーオンアイス」も読もうかなと思ってAmazonで見ていたら、文庫版には「アルペンローゼ」の番外編も収録されてるって記載されてたから。今からでも、どうでしょう?


小学生の頃もファンレターで必死にお願いしたけれど、「緋夏とラリーのペアは描くのが楽しくて、気に入っていました」との返答ばかりだったんだよなぁ…と懐古入ります。 

赤石先生、そういえば一言だけど直筆でちゃんと返事くれてたな。今の漫画家さんってどうなのかわからないけど、すごいなぁと今更。

アオハライド最終巻発売~なぜ私はストロボエッジよりもアオハライドが好きなんだろう~

こんにちは、アキノです。

ここ数年間の私的ナンバーワン少女漫画に輝いている、「アオハライド」が本日発売の13巻をもって、最終巻を迎えました。この内容は微妙にネタバレを含んでおりますので、「楽しみにしてたのに…!!」という方はお気を付けください。

アオハライドとは

 2015年3月号まで別冊マーガレットに連載されていた、咲坂伊緒作品。

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最初から両片想いだとわかっているわけなんですけども、距離の詰め方も最初から半端なくてキュンキュンしまくりで、もうくっつくだろうと思っても絶対なんやかんやでタイミングが悪くて、おいおいどこまでひっぱるんだよと思ってイライラしながらも、やっぱり絶妙にキュンキュンさせてくるという、本当にずるい漫画です。

この作品の魅力は

①ヒロインの相手

もう、「洸くん」でしょう…。私はこんな魅力的なヒロインの相手役を、「ときめきトゥナイト」の真壁くんしか知らない(何)。

ビジュアルはどちらかというと、猫科男子。そして行動も一見、猫科男子。なのに、なんていうか、ヒロインとの物理的な距離をつめてきたり、弱みを見せたり…のバランスがすごいんですね。で、たまに照れたりするのが、めちゃめちゃかわいいっていう。

家族関係で重いものを背負っているので、影がある。そこがまたほっとけない所以なんでしょう。

そして、最終回に向かうにつれて、加速していく洸くんの健気さと、恋する男子のかわいさがときめき度すごいです。なんか最後めっちゃ無邪気になってるよおい!幸せになれて、よかったね…!

②絶妙な距離感

 くっつきそうだけど、くっつかない。主人公と相手役の心の微妙な距離感と、物理的な距離感(身体の密着的な意味)を、13巻にわたって絶妙にずらしつづけているという巧妙さ。そして、そのシチュエーションのバリエーション。

すべて、そのずらしをバリエーション違いで見せているだけなんだけど、いずれも女子がキュンとするものに仕上げてきているわけなんです。13巻もかけて、こんだけすれちがってたらあきてくると思うんだけど、いずれもクオリティーが高い!咲坂伊緒、天才か!

 

③青春要素、取りこぼしなし

 30にもなったおばちゃんにとって、わざわざ高校生が主人公の漫画を読むって、ここなんですよね。研修合宿、文化祭、バンド活動、花火、夏休み、冬休み、クラス替え…。私たちが失ったものが、そこにある。

私、ファンタジー作品を読むのが苦手なんですね。冒険に出たり、耳がはえてきたり、なんか神社的要素入ってきたり…。でもある意味こういう高校生活って、ファンタジーよりも、リアリティーのあるファンタジーかもしれない。

改めて認めるのは非常に恥ずかしいけど、結局疑似体験が好きなんでしょうね。少女漫画を読む上で。

 

なぜ「ストロボエッジ」じゃないのか

 同じ咲坂伊緒作品で言うと、「ストロボエッジ」も読みました。こちらも、「アオハライド」と同様に映画化されていますけど。人気の高い作品というか、咲坂伊緒さんの出世作になるのかな。この漫画もかなり神格化している人がいらっしゃいますが。

うーんと。私は違った。

…んですよね。なんでだろうと考えてみましたところ。

①主人公にそこまで人間味を感じない

たぶん「アオハライド」のヒロイン・双葉って、人によく見られようとしてたり、人間の嫌な部分も持ち合わせているんですよね。だけど、次第にそれにもまっすぐ向き合っていくという。

ヒーローの洸はそういう部分もちゃんと見て、辛辣に指摘しながらも、彼女の姿を見守るっていう。そこもぐっとくるんですよね。守ってあげるだけのヒーローではない。

「ストロボエッジ」の仁菜子は、たぶんいい子。いい子だから、いい子ちゃんになってるんだよね。まっすぐで一生懸命。それがかわいくていい!っていう女の子はいるんだろうなぁ。

たとえば私、セーラームーンという作品は大好きだったんだけど、うさぎちゃんがダメな子供だったんです。女子としてひねくれてるから、まっすぐなヒロインには入り込めない。(更にサイドキャラにどっぷりはまりこんで、オタクをいかんなく発揮)

②ヒーロー役の視点が少ない

 「ストロボエッジ」の蓮くんは最初、彼女がいたってこともあって、こっち側の「あの子が気になる」的シーンが少ないのです。ただただ、仁菜子の片思いが切ないっていうか。

蓮くんのライバル役にあたる、安堂くんがいいやつすぎるけど、そこが「ストロボエッジ」好きな子はみんなキュンキュンするのかな?たぶん、私自身主人公を取り合う的要素を必要としていないのかもしれませんね。

私はやらないんだけど、ここ最近の乙女ゲーム見てると、ハーレム状態になっているようなものが多いですよね。普通の女子はそういうのが好きなんだろうか?

そう言ったら私の友人に、声優をいっぱい使って、取り込む母数を増やしているだけだよと言われましたが。私は二次元のことはよくわかっていないけど、ビジネス的な側面もひとつとしてあるかもしれないので、一概には言えませんな。

とにかく、アオハライドありがとう

ただ、最後ヒロイン双葉が別の男の子と付き合うとか、あまりにも遠回り展開に入ってしまい、じれったすぎて一度10巻でストップしてしまいました。(最終回に近づいてるのはわかったから、もう最終巻出るまでみないと決めた/笑)

よって、今回11~13巻まとめて購入して読みきったんですけど、本当に最後の最後までこぼしなく、キュンキュンさせてくれました。どんだけつめこんでくるんだというくらいに。

じれったいですけど、もう最終巻を迎えたので、安心してみなさん読んでください。ただただ、キュンキュン出来ることを保証致します。「やっぱ私って女子だったよね」というときめきを、提供してくれるでしょう。

ただ、安直に映画見ようとかにならないで…!!違うから、絶対違うから…!!(ちなみにアニメもなんか違った…)

地味に、次の咲坂伊緒作品も気になっています…。またじれったい沼にはまるのか…。

フィギュアスケートヲタクを、ジャニヲタなりに分類してみた

こんにちは、アキノです。

私はフィギュアスケートが好きです。具体的には1995-1996シーズンから、きちんと見ています。

大好きなスケーターが引退してからというものの、熱は冷めかけましたが、その代わり日本の選手たちが目まぐるしい活躍をしてくれたため、遠くから見守るというスタイルではありますが、フィギュアスケートを愛し続けることが出来ました。

但し私が普段主として身を置いているのは、ジャニヲタ畑なのであります。

そんな私なりに、現在のスケヲタの傾向を以下に分類してみました。(どれかひとつというわけではなく、複数兼ねている方もいらっしゃるかと思います。)

にわか的お茶の間

ここでは「フィギュアスケートは綺麗だから好き」「なんで芸術を採点をするのかしら?」「転んだのに、なんで点数が出るの?」「○○くん、かっこいい♡」的な方を指します。

「私、スケヲタなんだよね」とこぼすと、もれなく「私も好きー♡綺麗だよねぇ♡真央ちゃん引退しちゃうのかなぁ?しないでほしいー!」という返しを頂けます。

ジャニーズで言うと、あれです。「嵐めっちゃいいよねぇ♡コンサート行ってみたーい!え?ファンクラブ?それはまだ入ってないけどぉ。」的なそれ。

ゆるめお茶の間

大会のスケジュールはだいたい把握。テレビ放送は地上波で観戦。なるべく結果は先に知りたくないので、当日はツイッターやスポーツ番組などは厳禁。

ジャンプの種類の見分け方を覚えるのが目標。プロトコルはだいたいは読める人もいたり、読めない人もいたり。ルールもなんとなく把握。シングルだけでなくて、アイスダンスやペアも見てみたいなぁという希望あり。

にわか的お茶の間と一緒にされると、ちょっとイラっとします。

ジャニーズで言うと、今CDやDVDを揃えているところ。だから、見たことがないDVDや、持っていないCDもある感じ。

ヲタク的お茶の間

テレビ観戦がもっぱらですが、放送を見ながら一人実況&解説を繰り広げます。基本的にはBS・CSかストリーミング(インターネット上の生中継/大会による)で見たい派。スケーターはみんなリスペクトのため、DDの傾向あり。

シングルの人気スケーターだけではなく、ペア・アイスダンスについても熟知。プロトコル(採点の詳細)が読めるのは当たり前。シーズン前は、ルール変更が関心事。

生中継がオンタイムでない場合は、映像は見れなくとも、オンリザ(オンラインリザルト)で順位や採点内容がアップされるのに一喜一憂しながら楽しむというツワモノもいます。

ジャニーズはお茶の間の次は現場デビューですし、お茶の間でDDっていうのは少ないと思うので、なかなか分類するのは難しいですが…。

特定のタレントが好きな場合は、アイドル三誌とMyojo・ポポロは全買い。DVDやシングルも全買い。レギュラーだけでなく、WSも計画的に録画。ジャニショ写真や行ってもいないコンサートグッズなど、コレクション癖あり。

DDさんなら、BS・CSで放送されているJrの番組もチェック。今推されているJrや事務所内グループについては、把握しているレベルかな。


アイドルヲタ的現場派

近年だと、高橋大輔さん・羽生結弦選手ファンが多く、にわかからガチヲタまで幅広いです。ガチヲタ・古参がにわか・初心者に厳しい傾向にあるのは、どの世界も同じでしょう。(羽生選手のファンはどうしても、羽生選手入りのフィギュアファンが多いので)

目立つ「いつもの」バナー(横断幕)を装備し、良席に座り、本人に「認知」されている人もいます。ジャニーズと違うのは、あくまでも彼らはアマチュアスポーツ選手であり、ガードする人が手薄なので、入り込み具合がすごいことです。家族まで到達していることには、ビックリしました。

しかし、これは最近のファンには出来ないことでしょう。高橋さんをジュニア・ノービス時代から、他のスケーターにうつつを抜かすことなく、応援してきたという実績あってこそなのです。

同じ分類にしていますが、愛し方は人それぞれ。もちろんスケーターとしての敬愛がある方がほとんどですが、中にはリア恋な方やモンスターペアレントな方もいらっしゃいます。これもジャニーズと同じ。

リア恋的なところで言うと、仲の良い友達・仲間である鈴木明子さんを攻撃・牽制する、高橋大輔さんのファンとか。鈴木さんだけでなく、高橋さん本人のSNSでも繰り広げるものだから、イタい。

更に言うと、高橋大輔さんのファン(通称デーヲタ)と羽生結弦選手のファンが対立して攻撃しあっているというのも、どこかで見たことがある画です。

時代は常に動きます。記憶も塗り替えられていくのです。新しいスターは生まれます。それでも、自分の中で自分の推しが一番だったらいいじゃない?と思うんですけどね。悔しいんでしょうな。

私の中では、KinKiヲタが嵐ヲタ嫌いみたいなそれ…。(KinKiファンの私が感じる感覚)

掛け持ち・半DD的現場派

一応自分の中で推しスケーターはいるものの、スケーター全員応援している人。複数のバナーや国旗を持ち歩いています。名前を呼びかけることも忘れません。素晴らしい演技を見せてくれたスケーターには、海外・国内選手を問わず惜しみない拍手を送ります。特に日本国内では多い層じゃないでしょうか。

フィギュアスケートの場合、大会やショーに出ると決まっても、突如棄権したり出場しなくなるということが、よくあります。それでも最終的に楽しめるのが、この人たちのいいところ。

Jr担の人とか、当日目当てのタレントが出ていなくても、他のファンサうちわをさっと出して楽しんでる人とかいますよね。目当てのタレントが近くに来なくても、そもそもジャニーズワールド自体が好きだから、コンサート本編を楽しんでいる人もいるし。そんな感じ。

海外現場派

結構、昔からいる人たち。海外の男子スケーターファンに多い。古くはキャンデローロ、ウルマノフ・クーリックなどのロシア系。インターネットの黎明期に多くお見かけしました。

当時はもちろんフィギュアスケート、特に男子なんて日本では超マイナーでした。が、根強いファンたちがいらっしゃり、それこそホテルまで追いかけてバッチリカメラ目線の写真をアップされている方や、本人たちに認知され、親しくおしゃべりまで出来るような方も。

ただ、アイドルヲタ的現場派の方と違うのは、各国の言語を操れたり、フィギュアスケート自体に詳しい方が多く、教養を感じる点…(偏見です、ごめんなさい)。

イメージとしては、ジャニヲタはジャニヲタでもSMAPやJフレ世代など、ある程度大人になったファンでしょうか。必死でキャーキャー言う年は過ぎましたけど、まぁ、お金の力は使います、大人ですから的な。遠征も良いホテルに泊まるし、帰りはタクシーですよね、的な。

もちろん、国内選手を海外まで追いかけている人も昨今は多いので、そこは一概にはまとめられませんが。

発掘系現場派

地方大会や、ジュニア・ノービスといった若い選手たちが出る大会にも、足を運んだり、詳しい人たち。必ずツイッターなどで、点数や演技内容に関して実況つぶやきをされている方がいらっしゃり、とてもありがたいです。

ここから選手を把握していると、大きくなった時に「成長したねぇ」としんみりした気持ちを味わうことも出来ます。残念ながら大学卒業後もスケートを続けられず、引退という道を選んだ時も、彼らの今後をあたたかく応援する気持ちになります。

ジャニーズもJr時代から見守って、デビューしたら次のタレントに降りて…っていう方がいらっしゃいますね。(本人はそんなつもりなくても、気づいたらそうなってたパターンも)

やめジュのその後を、ツイッターなどで見守り続けるジャニヲタたちの姿は、もはや母性なのか?そうなのか?と感じることすらあります。

その他

評論派

ルールブックを翻訳したり、分析しながら読み、徹底的に攻略している人。発掘系現場派に、多い気がします。古くからスケートを実際にされている方にも、多いかもしれません。はてなにいるジャニヲタさんが、イメージ。

評論過激派

陰謀説や国家対立などを絡めてくる系の人たち。「浅田真央VSキム・ヨナ」の構図を持ち出してくる傾向にあり。一見、勉強した上で論理的に独自の解釈や理論を展開している人もいれば、そうでない人もいます。

ジャニヲタでいうと、アンチやオンリー的な存在。自分の推しがかわいいあまりに、誰かを悪者にしてしまう…みたいな。私のかわいい○○を傷つけるなんて、許せない!的なあれ。

箱推し

DDっていうか、箱推し。わちゃわちゃしているのを、微笑ましく見守っている人たち。日本チーム仲良いから。

2.5次元

カップリングが好きな人たち。つまり、男×男で組み合わせる感じ。彼らを見て目覚めたというよりは、もともとそちら側にいた方々が、フィギュアスケートに流れてきた…というのが多数派な印象。

夢小説な方もいらっしゃいます。

ざっとまとめてみました

あくまでも私個人が感じた側面なので、そこだけよろしくお願いします(土下寝)。
 

 

はてな無料版でgoogleアドセンスに、超初心者の私がやっとこさ承認頂いた件

こんにちは、アキノです。

苦節、3ヶ月…??googleアドセンスの承認が降りてくれたお話です…(泣)。

google adsense』を知る

会社員を辞めて少ししてから、ネットビジネスというものをはじめてみました。もともとインターネットで何かをするのも好きでしたし、こうしてブログを書くのも好きでしたから、ちょっと好奇心が湧いたのです。

アフィリエイトというものに手をつけ、その流れで『google adsense』(以下アドセンス)というものを知りました。

「とにかくこれを貼っておけば、勝手に興味ありそうな広告を表示してくれるのか。」
「クリックして、購入しなかったとしても、報酬が発生するのか。」

そんなくらいの認識がないまま、やってみることにしました。ブログで収入を得る方法としては、アドセンスはとてもわかりやすいように思えたのです。


申請が必要

アドセンスは「やりたいからやらせてください」では通用しません。申請の上、審査が入り、承認されないといけません。そのためには、下記の条件をクリアしていないといけないと、色々な方が書いておられました。

・記事数は10以上(同じ日ではなく、違う日)
・記事の文字数は800文字以上
・写真はアップするな
・リンクは貼るな

これは既存のブログで申請しても、ダメだなと感じました。そこで、新たに申請用のブログを作成したわけです。

私はアフィリエイトブログも、ずっとSeesaaで作成していました。それは「無料ブログの中だと、アフィリエイトSeesaaが最適★」という、google先生が引っ張ってきてくださる情報をそのまま受け取っていたからであります。

そこで、承認用に上記の注意点を守って、Seesaaにネットビジネス日記を作成しました。


第一次審査、突破

先ほどの条件をクリアさえしていれば、どうやら一次はみなさんさくっと受かるそうです。2日もしないうちに、一次審査完了のメールが届きました。

第二次審査は、テスト用の広告を貼るところからはじまります。承認が降りていないうちは、何も広告は表示されませんが、降りてからはそこに広告が表示されるとな。

ただ、私はきちんと貼れていなかったようで、一度「貼れてないんですけど?」って、ご注意を頂きました…。


第二次審査…が、はじまらない!?

しかし、1週間たっても、1ヶ月たっても、一向に広告は表示されません。審査中もブログ更新をやめてはいけないと、ノウハウ系のブログに書いてあったので、健気に800文字以上更新しているのに?

しかも、googleからは、良いも悪いも何の連絡も来ないのです。

「悪いところがあれば、なおすから…!!」

…と、頭の悪いドラマの登場人物みたいなセリフを言ってみても、どこに言ってよいのやらわかりません。問い合わせ窓口を検索して、公式じゃないところにメールアドレスを登録しかけたこともありました。

どこを見るのかって?まずは画面右上の「設定」からヘルプ。そして、それでも解決しない場合は、その下の「ヘルプフォーラム」へ行きましょうね。


アクセス数が足りないだと…!?

そして、ヘルプフォーラムという存在を見つけた私は、早速質問をしました。

きっと、一度広告が貼れていなくて注意されたというのが、まずかったのだと思ったのです。「もうちゃんと広告貼れたので、審査を再開してほしいのですが、どうしたら良いのでしょうか?」と。

すると、衝撃的な回答が得られました。

「アクセス数が一定までいかないと、審査ははじまらないですよ。」

そ、そうか…!!あの空白の広告スペースで、表示回数を計っていたのか…!!


アクセス数はひどい時は一桁

そう、申請をあげていたSeesaaブログなのですが、1日に10数アクセスが平均で、最低一桁ってこともあったのです…。

私はアメブロでも、当時100アクセスが平均。しかも、アメブロは読者登録やペタという、リピートを呼べたり、アクセスに有利な条件が揃っているにも関わらず…です。(ちなみにアメブロではアフィリエイトは基本的にバツ。アドセンス広告も貼れません)

これをSeesaaでやるって、かなり絶望的に感じました。Livedoorは「ブログネタ」、はてなは「グループ」のように、ユーザーに見つけてもらいやすい環境があるのですが、Seesaaにはそれに該当するものがありません。 

しかも、外部リンクを貼ると申請が降りないため、外部のブログランキングに登録して、流入を狙うことも出来ないときた。

絶望のまま、数ヶ月を過ごしました。

 

 

あ、そっか。はてなでやればいいんだ??

すっかりアドセンスさんのことは諦めて、過ごす日々。審査用のブログも、なんだかむなしくて、更新するのを辞めてしまいました。

しかしある時。別のブログのアクセスアップに悩み、検索をかけたところ、こんな記事が上がってきました。

『ブログでアクセスをあげるなら、やっぱはてなだよね!』

え、そうなんだ??まぁ、確かにはてなってスターとかあって、ユーザーの行き来もわかりやすいし…。アメブロのキラキラした繋がりではなくて、そっと星を置いていくという繋がり方も、私にあっているように思えました。

そこで、「何も気にせず書けて、話題もごった煮なブログが欲しい」と思っていた私の欲望もあり、はてなをはじめることにしたわけです。

 

 

そして、再審査

記事の数もたまってきたころ、私はリベンジをしかけました。「別のサイトで申し込み」が出来るようなので、はてなのURLを登録。

ただ、表示されないページがあると、跳ね返されました。しかし、そのリンクをクリックしてみると、ちゃんと表示されるじゃありませんか!

「なんだよー!ぶーぶー!」と口では言いながらも、私は嬉しかったです。だって、3日ほどで連絡が来たんですもの…!!!!!!(号泣)1ヶ月も放置され、それでも健気に毎日更新し続けた過去が、走馬灯のようによみがえります…。

 

『サイトは審査不能』

確かに、記事の編集途中で下書き保存していた記事がありました。でも、書きながら保存ってかけますよね?きっと、見にこられたタイミングが悪かったのだろうと思いました。

そして、再度申請。

し、しかし、また…!?また『サイトは審査不能』なの???

検索をかけてもかけても、答えは見つかりません。そして、一次審査からやりなおしになってしまいました…。

 

原因がわからない。

またやりなおしか…。アクセス数の心配はありましたが、一次審査もすぐに突破し、二次審査へ。しかし、また『サイトは審査不能』。

いろいろ検索をかけてみましたが、原因はわかりません。Seesaaはブログの特性上そういうことがあるらしいですが、はてなに関してはその理由が、検索をかけても該当しないのです。

 

もう、放置しよう…。

「申請中も更新を続けましょう」と書いてあった手前、更新を続けていたのですが。原因がわからないことに萎えてしまい、更新をとめてしまいました。そして、3・4日も経ったころ…。

え…??なんかgoogle様からメールきたよ!!??

Adsenseアカウントの有効化が完了しました』

うおおおおお!!!!ぶ、ブログにも広告が表示されてるううううう!!!!!!

 

結論としては

やっぱり、下書き保存をかけながら更新をしていたのが、問題だったようです。みなさま、お気を付けください…。こうもタイミングに阻まれることというのが、あるようです。

ちなみに、私は無料版のはてなを利用しています。すでに、はてな側でアドセンス広告が表示されているところに、自分のIDのものを貼っています。

アドセンスのルール上、一画面に3つまでしか表示させてはいけないので、貼る場所には気をつけなければいけません。私は下記のサイトを参考にさせて頂きました。

 

はてなブログの無料版でも、Google Adsense(グーグルアドセンス)の広告を規約違反せずに設置する方法 - Life is enjoy and goodjob

 

ありがとうございます。

この記事を読んでいてもわかるとおり、無料版はてなだけで収益をあげるのは難しいかもしれませんが、他のサイトに貼りたい方は、まず無料版はてなでブログ作って承認をもらうっていうのは有効だと思いました。

ジャニヲタの「出費」について、分類してみる

こんにちは、アキノです。

今日は堂本剛さんのお誕生日なのですが、アルバムとライブツアーが決定し、発表されました。KinKi Kidsの「2人」が大好きなのだというポリシーがある私は、もちろんソロ活動も応援します。つまり、出費の季節です。

ジャニヲタに「金欠」という言葉はつきものです。

では、いったい何にお金を使っているのか。ジャニヲタの出費にはどんなものがあるのか、一度整理してみようと思います。(30代KinKiヲタの例)

CD類

新曲が発売されるということは、平均3枚のCDを買うことを意味します。通常版・初回A・初回B。もちろん、オリコンランキングにカウントされる店舗で購入です。早く予約しないと購入特典が得られないこともありますので、情報が解禁になったら即行動です。「金欠?」迷っている暇などありません。

DVD・ブルーレイ

新しいDVDが発売されるということは、平均2枚のDVDを買うことを意味します。通常版・初回盤。ブルーレイもデッキがある人は購入するでしょう。オリコンランキング同上。CDより初回の数が少ないことが多いので、更なる行動の素早さが重要視されます。

雑誌類

言わずと知れた、Wink Up・POTATO・duet。以上のアイドル3誌に加えて、Myojo・ポポロなどがレギュラーラインナップ。ちなみに私は30代のジャニタレさんヲタクですので、ここは卒業させて頂き、出費が減りました。

その他で言うと、テレビジョン・テレビガイドなどのテレビ雑誌。舞台・音楽雑誌などのイレギュラーがあげられます。こちらはプロモーションする活動があるかどうかに応じて…です。また、アイドル誌以外に連載を持っているタレントさんもいらっしゃいます。

新聞は私はあまり追いかけませんが、ワイドショーに取り上げられるタイミングや、連載がある場合など。地域や版によって写真が違う場合がありますので、注意が必要です。 

 

ファンクラブ会費

入会金1000円。年会費4000円。ですので、毎年の出費は4000円。たいしたことないかもしれませんが、1名義だけというのは結構難しいです。友人や親類の名前で、私は3名義持っていますが、もっと持っている人はざらにいるでしょう。怖い光一さんファンのお母様と繋がっていた時は、周辺のみなさん10名義とか持ってたので…。

一般発売がないこともあるので、ファンクラブは最低限入っていないと、戦いに参戦することすら出来ません。これはお粗末ですので、お茶の間でない限りは絶対必要でしょう。

ちなみに会報が届きますが、タレントによって質が違います…(泣)。

コンサートチケット

お茶の間ではない限りは、ここを外すことは出来ません。私は定価以上は払いませんし、犯罪ダメ絶対なのですが、良席を狙って積む人もいますね。

KinKiヲタって、定価取引なのでそこはいい感じです。たぶん大人が多いので、心も金銭的にも余裕があるのかもしれませんね。

交通費

家からコンサート会場はもちろん。遠征費も含みます。飛行機、新幹線、夜行バス…などなど。ポイント関連など、やたら詳しい人が多いです。使いますからね。

宿泊費

遠征した場合の宿泊費。なんか各地に定宿がある人もいます。

グッズ

コンサートの際に発売されるグッズ。事前に「これを買う」と計算して決めておいても、いざグッズ売り場に並ぶと、買う予定のないものまで買っていた…という、コンサート会場マジック。

その他、主要都市にある「ジャニーズショップ」で購入出来るグッズもあり。しかし、この「ジャニショ」のメインは写真。購入用紙を手に、自分の欲しい写真の番号にチェックをつけていきます。いかに長いレシートを手に入れるかが、ステータスの人もいる(暴言)。

ジャニーズweb月額会費

月額300円。デビュー組はだいたい連載を持っているが、気まぐれタレントもいる。年に1回あるかないかわからない更新のために、登録している。

その他

・ジャニタレとおそろい

テレビや雑誌、メディアなどでお気に入りのタレントが持っていると判明したものなど。

・食費

遠征先で食べるもの(名物を食べる、旅先は出費しやすい)。有給を使った際は、会社へのお土産代。また、ロケなどでお気に入りのタレントが食べていたもの。タレントの誕生日などを祝う際のケーキも、ここに含まれる。

・服飾関連

コンサートに行くから…という理由で買う、担当カラーの洋服やアクセサリーなど。

・交際費

ヲタク友達と遊びに行く。カラオケに行く。DVD鑑賞会をする。思い出のためのプリクラなどなど。

・電子機器

少しでも良い画質で見たいから、ブルーレイデッキ。ワイドショーなどを押さえるための、高機能・大容量のHDD。とにかく映像や音声を便利に綺麗に残すために必要なもの。

・収納

チケットや会報、プリクラのファイル。その他グッズを綺麗に収納するための、便利グッズ。

・うちわ作成にかかる諸々の文具

昔は東急ハンズなどで買っていましたが、最近は100均一で売っているので、とてもリーズナブルに手作りうちわが作れます。



で、結局のところいくら使うの?

残念ながらジャニヲタはそれを計算してしまうと、いろんな意味で終わってしまいます。私はざっと計算しても、数十万は使っています。年末の遠征だけでも、3日間で総額10万以上は使っているので…。

みなさんの近くで金欠だと嘆いているジャニヲタがいたら、ガチなんだなと察してあげてください。